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家に帰ると、さっそくみんなが集まっており、ブラジルのユニフォームを着て、ポップコーンとコーラ、そして応援グッズを片手に、テレビの前ですでにスタンバイOKであった。
試合開始。
路上には人影もなく、バスが止まってしまって、帰りそびれた人をのぞいては、みんな家に帰ってテレビの前である。どこかでひっきりなしに打ち上げ花火の音がひびき、どの家々からも、歓声やら、ラッパの音やらが聞こえてくる。さらに、ブラジルがゴールを決めたときなどは、それはそれはすごい。街中からわきあがる地ひびきがするほどの歓声。街中が、いや、ブラジル中が、その一瞬に反応していた。
結局、惜しくもブラジルは、その年の優勝は逃し、その翌日からは、もう平常通りの日々が戻ってきた。
・・・それにしても、これで優勝していたら、一週間は、ブラジル全土の活動は停止してたと思うね、と、友人は、ちょっとほっとしたようにいった。
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